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夏は死亡フラグの季節・・・。ぱーと2.

・・・なーん、姉に誤ってさっきまで書いてた文章全部消されましたな倉橋です。にゃーん・・・(←姉の影響で最近にゃんにゃん言う癖がついた
とりあえずもう疲れたのと眠いのと脱力感で本題のみで失礼致します。

2000ヒットアンケートリクその②
「兵賢/エロ」、一話目です。(また続いた!!文章力の無い自分に絶望してる!!←現在進行形
な・・・、なんか賢木先生が全体的にウジウジしてます。これってシリアス・・・?
それでは追記にてどうぞー!
※ちゅうとはんぱにエロがはいってるので、閲覧にはじゅうぶんご注意ください!
 ―――・・・自分よりも大分低い位置にある腕に、いきなりぎゅっと引き寄せられた。
すると、自然腰が曲がり強引に引き寄せられるままに前かがみになって、たたらを踏んだ。


その様子をクスクスと笑う相手に文句を言おうと顔を向けたら。
しなやかに光を反射する銀髪に鼻を埋めてしまい、うっすらと香る汗のニオイに脳の芯までクラクラした。

まるでニオイを感じさせない薄い身体に、自分がニオイを香り立たせているという事実に、賢木の身体は一気に高ぶる。
そのまま、無意識のうちにぎゅうっと自分からも抱きつき、自らの『雄』を相手のモノと擦り合わせるように腰を密着させていた。
相手の脚に自分のモノが擦れる度に甘い甘い吐息が漏れる。
先ほど、相手に文句を言おうとしたことすら忘れ、その行為に没頭し―――まるでオトナに変わろうとしている少年が憶えたての自慰に酔うかのように、その一人遊びを徐々に加速させていく。

すっかり忘れられ、自慰の道具にされていた銀髪の青年は、時折、賢木の口から押さえきれずに溢れる甘い声に、笑みを深める。
そして傍観しているのにも飽きたのか、「ぁん」とか「ふ」などと鼻にかかった嬌声を上げしがみつく様に自分に縋る賢木の背骨に、ゆっくりと指をなぞらせながら耳元に囁いた。

 「僕にもその『遊び』、お裾分けしてくれないかい?」

相手のニオイに酔いしれクラクラしている頭では、言われた言葉の意味を半分も理解できず、賢木は鼻がくっつく程近い距離の先にある昏い瞳をぼんやりと見つめる。
普段は端整な印象を与える賢木の、その快楽に溶けた淫靡な表情に、青年は思わず喉を鳴らす。

それでも、そんな様子をおくびにも出さず、飄々と賢木の腰に手を回し距離を離す。
密着した身体の間で腰のある一部分が――、(無駄な筋肉など一切付いていない賢木の身体に似合っていたであろう)細身のパンツを張り詰めさせ、歪につっぱねて自己主張しているモノを膝頭でワザと強く押し上げてやる。
突然の強烈な刺激に賢木は耐え切れず「ひぃっ」というか細い悲鳴をあげ、あっけなくベルトも緩めていないパンツの中で吐精する。
先を越された――正しくは越させた青年は、その堪え性の無いグズグズになっている賢木を一瞥し、その乱れた様を嘲笑する。

 「おやおや、これくらいでイッちゃうなんて・・・そんなに我慢できなかったのかい?僕を忘れて一人で嬲って遊んでるからだよ・・・。」
「僕も気持ちよくしてくれないかい?」と、まだまだ鳴りを潜めている自身のモノを賢木に握らせ、賢木『だけ』が興奮していた事を突きつけてやる。

次の瞬間、賢木は自らの無意識にしていた淫らな行動に気付き、顔に羞恥の色をのぼらせながら咄嗟に相手から顔を逸らせた。

しかし、それを待っていたかのように青年は賢木の頬にチュッと可愛い音を立ててキスをした。
そのまま賢木の顔を滑るようにキスを降らせ、ゆっくりと口元に近付いていく。

しかし、肝心の唇にはキスをせず、いたずらに掠めながら違う場所ばかりを攻める。
それに焦れた賢木が青年の頭を抱え込み、自分から合わせてくるのをゆっくりと愛撫という名の罠を張りながら待っている。

そして青年の意図を察していた賢木だが、そのまま自ら求めて罠に落ちるのを厭い、僅かに顔を逸らせ彼にキスをさせようと身じろぐ。
けれど、青年はクスクスと笑うばかりで賢木の唇を捕らえない。
堪えきれずその甘美な唇を味わいたいという欲望に負け、コツンと歯が当たってしまうような、まるで経験の無い子どものような稚拙なキスをして、青年の過虐的な気持ちを満足させてやった。
青年はその行動により一層獲物を捕まえた獣のような満足げな色を笑みに載せ、よく出来ましたとばかりに、顔を少しナナメに傾けて二人の唇を隙間無くガチリと合わせた。

生暖かい舌がゆっくりと賢木の口内を蹂躙し、舌を強く吸ったと思ったら、柔らかい口内の粘膜を嬲るようになぞったり、唇を甘噛みしたり、と散々快楽に酔いに酔っていた賢木にとっては腰にガンガンに響くのに決定的な刺激にはならない愛撫という名の無体なマネを繰り返した。

そしてついに賢木は「・・・ふやぁ」という幼い子どものような嬌声と共に、あまりの気持ちよさに腰が溶けたかのように砕けさせた。

そのままふにゃふにゃと力の入らない身体を、青年はサイコキネシスと細いながらも力強い腕で優しくベットに寝かせ、
耳元のピンッと立てられている髪にすんすんと鼻を埋めて、くしゃくしゃに乱しながらクスクスと笑い出す。

賢木の耳元を愛撫するかのように上滑りする呼気にゾクゾクし、また肌が栗立った次の瞬間。


 『――・・・好きだよ、賢木クン。』

と、今までの行為など比ではないほどの甘い声音で耳元に囁かれ―――・・・、・・・―――た。
と思った瞬間、
ばちりと視界に入ったのは見慣れた真っ白の天井だった。




 「ぅ、わ――――・・・。」




 起き抜けに口から出てきたのは、
自分でもびっくりするくらい絶望感を感じさせるうめき声だった。 



LOVE TOGETHER
 (act.01 夢を見させてくれるなら誰とでも)


数分後、寝起きのボサボサ頭も整えず真っ先に冷蔵庫へ向かい、キンキンに冷えていたミネラルウォーターを眠気覚ましに一気に煽る。
喉を通り過ぎる冷たさにボンヤリとした意識が覚醒するのを感じた。

そう、とりあえず意識の覚醒は・・・した。
だが、今一番覚めて欲しいトコロは全然正気に戻ってくれない。
・・・ここ最近、グルグルと同じ事を考え続けていたからあんな夢を見たのに。

いつだって恋の相手に不自由したことは無い、そこいらの男の何倍も女の子には不自由しない。
・・・というのに、

 いい年こいて、中学生が無い経験と知識をフル動員して見るようなえっちぃシーンを夢に見てしまっていることとか。

 誰が見ても明らかに柔らかくない成人男性(185cm/75kg)の自分が女役をしていることとか。

 相手が、自分の勤めるB.A.B.E.L.と敵対している犯罪組織、『パンドラ』のリーダー、兵部京介であることとか。

・・・―――さっきの夢のほとんどが、現実にあったこととか(現実になかったのは最後の一部、一部だけである)

などに対するツッコミが全く出てこず、『男に迫られてヤられる直前』という男にとっては舌を噛んで死ねる内容の夢を見たにもかかわらず、今自分の頭の中を占めているのは「覚めなきゃ良かったのに、」とか「勿体無い」という気持ちだけだからだ。

(だって夢でなきゃアイツがそんなこというわけねーし。)
誰に対する言い訳なのか分からない、でも誰かに弁解したいこの男心・・・。どうか分かってください。


(・・・いや、だから誰に弁解してんだよ俺。)
いつもなら理路整然と纏まっている思考がグチャグチャになったまま一向に纏まらなくて、賢木は溜息をついた。

 まだまだ日が変わって数時間しか経っていない夜中。

しかも自分は昨日の夜勤を終えたばかりで、まだその数時間さえ眠っていない。
こんな疲れきった精神と身体状況だから、こんな諦めきったはずの想いも後ろ向きにしかベクトルが向かない。

でも疲れきっていても自分の部屋の自分のベットに寝ると、否応無く思考の最前面に『彼』は持ち上がってくる。

ここはアイツに抱かれて、眠った場所。

眠りたいだけなら、リビングのソファでもいい。
B.A.B.E.L.の仮眠室や、付き合ってるオンナのコの部屋に転がり込んでもいい。

なのに、睡眠を欲する脳とは裏腹に身体は自然にこのベットに向かってしまう。
いつだってその眠りの果てには寂しさしか残らないのに。

(アイツの痕跡なんてここには何一つ残ってない)

B..A.B.E.L.の最先端の技術でも把握しきれない兵部の超能力は、超度6の賢木のサイコメトリー能力でさえ捉えられない。
それでも彼の痕跡の残らないベットで眠ってしまうのは―――――

ただ、会いたいからだ。


 兵部との逢瀬はいつだって淡白で、突発的で、不定期だった。
会う時間、場所、状況、それら全てが兵部の気まぐれで、
それは、気を失うほど求められた次の日にケロリと会いにきたこともあれば、ふらりとなんの音沙汰無しにニヶ月半も来なかった時があるほど気まぐれだった。
賢木からアクションを取る術は無い。なんせ相手は世界を股にかける犯罪組織のリーダーなのだから、たとえ超度6の天才サイコメトラーである賢木でも世界中で指名手配されている兵部を自力で捕まえるのは不可能だ。
 いつだって賢木は相手が自分を思い出してくれるのを、ただひたすら祈り、待ち続けるだけなのだ。


(・・・この関係だって兵部が始めたものだし。アイツと俺の立場じゃ、こんな不安定な関係なんて当たり前だけど)

 ある日気付いてしまった。
一瞬、一秒、一分、一時間、一日、一ヶ月、たったそれだけの時が経ってしまえば
俺と兵部の関係は過去になる。俺の元には何も残らない。
―――・・・たった一つ、アイツが好きだっていう俺の気持ち以外なんにも残らない、

『これから』が、もう一回来るなんて揺らぐアイツの気まぐれの上じゃ全然分からない不安定な関係なんだって。

 ・・・それでも、
『明日は会えるかもしれない』

『明後日は会いにきてくれるかもしれない』

そんな希望を胸に眠るベッドはただ冷たく賢木の体温を奪っていくだけだった。
ぼろりと、ふいに涙が零れた。

まだ能力が発現していなかった頃は、誰かの痕跡なんて透視(かん)じないのが当たり前だった。

でも今は違う、
最初の頃は透視ることが苦痛だった頃もあったけど、あのお人好しの親友がその暖かさを教えてくれた。

アイツの気持ちを全部なんて透視まなくてもいい。
でも、カケラでも俺を好きな気持ちを持っててくれればいいだけなんだ。

でも、兵部には俺のサイコメトリーは効かない。だから不安になる。

(――・・・俺のこと、スキ?)
聞きたくても聞けない。うっとおしいって嫌われたくない。
だって俺たちの関係は、言葉一つ間違えただけで終わってしまうかもしれないほどに曖昧で不確定で脆い。

でも嫌われたくないって、いい子ぶって後腐れのない情人ぶってたら、俺の気持ちはどこに向ければいい?
もう、兵部にしかいかない。
兵部しかいらない。でも、それが一番、俺自身のせいで手に入らない。

好きって気持ちだけが膨らんで、俺の全てを圧迫している。



・・・しとしとと流れ続ける涙は、まるで行き場を失ってしまった俺の気持ちが苦しいって訴えてるみたいだった。
自分のどこからこんなにも水分が出てくるのか分からない。

でも止まらない。こんなにも精神状態が不安定だと、生体コントロールも効かない。

スッと、自分の零れる涙に手を翳してみた。
(辛い)、(悲しい)、(好き)、(愛してる)、(アイシテルヨ)。

たった一滴の涙に、目も眩むような感情の奔流が溢れていた。

自分の気持ちなのにぐちゃぐちゃでよく分からなくて、感情の波に身体のバランスも取れなくなったのか。
この涙は、身体が噛み殺しきれない嗚咽となって悲しさを追い出そうとしているのかもしれない。

ベットのシーツに染み込む涙はまるで水溜りのように拡がっていて、とても今から寝ることは出来なさそうだった。

でも、今からシーツを換えて寝る気にもなれない。
――・・・この悲しみの満ちたベットで寝ても、またあの夢を見そうだから。

―――・・・誰でもいい。
俺の事を大切にしてくれる気持ちが透視(よ)みたい。



ゆっくりと身体をベットから引き剥がし、寝室を出る。
真っ暗な廊下を、手探りのサイコメトリーで歩いていく。

(・・・ホントは、アイツ以外じゃ嫌だけど。
この悲しい気持ちを少しでも和らげてくれるなら誰でも良い。)


ふいに、真っ暗で肌寒くも感じるリビングに、暖かい光が透視えた。
光の一切入らない遮光カーテンのおかげで、目では見えないけれど二つ、確かに眩しいほどに光っているモノがあった。

そろりと片方に近付き、手を伸ばした。
――・・・それは、アイツが大切にしているチビ共からの贈り物だった。

 太陽のように、明るくて元気な笑顔でおどけてみせながらくれた、薫ちゃん一押しの青年雑誌。

 貰いモンだって嘘ついて、本当はデパートで他の二人をせっついて葵ちゃんが買ってきてくれた洋菓子。

 口ではキャンキャン生意気言っても、最近元気の無い俺を心配してくれてる紫穂ちゃんの置いてったビタミン剤。

温かい、俺を、俺だけを心配して、好いてくれている思念に、涙がぶり返してきた。
そして、それらをそっとソファに置いて、もう一つの光に近付く。


(でも、これだけは本当だよ?)
―――ずっと、ひたむきに、兵部だけを想い続けていたかった。
夢見てるって馬鹿にされても、あの腕の心地よさを知ったら離れられない。



 ―――それから、アイツが大ッ嫌いな俺には眩しすぎるくらい優しい親友の皆本が貸してくれた医学書。
チビ共の前じゃ、俺が気を張って愚痴も零せないからってわざわざ思念を篭らせた一級品。

たとえ、アンタと歩めない人生でも、二人でいつまでもいっしょに生きたかった。
一緒に年をとってやることは出来なくても、一緒にいれるだけで幸せだったから。


『君が何に悩んでいるかなんて分からないけど、コイツらに言えない悩みだったでも、僕がいつでもヤケ酒付き合ってやるからな』

『だから、勝手に一人で悩むなよ――・・・、馬鹿賢木。』


 ――・・・馬鹿なんて言い残してるけど、全然本気じゃなく、むしろ俺が気負わないように言ってるって事も透視できて、
おれ、オマエを好きになればよかったかも。なんて苦笑しながら、

今度こそ安らかな眠りを得る為に、ゴツゴツとした医学書や雑誌を枕にソファに毛布ごとぶっ倒れた。



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プロフィール

倉橋ツバメ

Author:倉橋ツバメ
今年社会人一年目の腐女子、名古屋在住。
熱しやすくて冷めやすい性格で少しでも気になったなら、なんでも喰らう雑食過ぎる胃袋を持ってます。
今一番熱いのは
絶チルの賢木センセイvv

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